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ソーシャルメディアとSNSの違い

「ソーシャルメディア」と「SNS」は、昨今では当たり前となった言葉ですが、それぞれの意味は同一ではないことをご存知でしょうか?
言葉の定義と具体例、相違点を交えながら解説したいと思います。

目次
・ソーシャルメディアとSNSは異なる
・ソーシャルメディアとは
・SNSとは
・ソーシャルメディアとSNSの相違点
・まとめ

ソーシャルメディアとSNSは異な

今やインターネットを利用して情報の受信・発信をする時代となりました。簡単に情報を受信と発信ができる便利なツールやプラットフォームなど総称して「ソーシャルメディア」と呼んでいます。

TVや雑誌、新聞などに代表される”マスメディア”との違いは、情報発信が一方的ではなく、誰でも情報発信が可能であり、情報の発信者と受け取り手(受信者)との情報のやり取りができるという点や、情報が拡散的に広がりやすいという点にあります。

一方のSNSは、人と人との繋がりやコミュニケーションをメインとしたサービスであり、”メディア”とは異なるものです。
ただし、昨今ではSNSにもソーシャルメディアのように情報発信・拡散ができる機能が備わっているものが多いことから、ソーシャルメディアの中に、一部のSNSが含まれる形態になってきていると言えます。

ソーシャルメディアとは

ソーシャルメディアは、インターネット技術を活用して、誰もが参加でき、社会的に相互性を通じて広がっていくように設計されたメディアのことを指します。参加している個人は、参加者たちと相互に情報のやり取りが可能であるので、参加者同士が「クモの巣状」に繋がっているのが特徴です。
オンライン上で個人が情報を発信し、共有、拡散を繰り返すことによって形成されたメディアコンテンツのことを指します。

代表的な例としては、「食べログ」や「@コスメ」のような口コミ・レビュー情報サイトや、「YouTube」といった動画共有サイト、「アメーバブログ(通称アメブロ)」などのブログサイトが挙げられます。
SNSとして多くの日本人に利用されているTwitterも、ユーザー同士のコミュニケーションツールというよりも情報発信と共有に重きをおいた構造のツールであることから、ソーシャルメディアでもある位置付けになります。

ソーシャルメディアの種類と代表例

(1)SNS:Twitter、Facebook、LINE、Instagram
(2)レビュー・口コミ:食べログ、価格.com、アットコスメ、Amazon、App Store、Google Play
(3)集合知:ウィキペディア、電子掲示板
(4)情報発信:アメブロ、YouTube

SNSとは

SNSは、「Social Networking Service=ソーシャル・ネットワーキング・サービス」の略で、インターネット上で人と人が繋がり、互いにコミュニケーションを取ることができる会員登録制のサービスを指します。個人間でのコミュニケーションに重きを置いており、繋がった個人間でしか見られないクローズドなやり取りが可能です。
SkypeやLINEのようなトークアプリが代表例です。

日本で人気の代表的なSNSといえば、YouTube、LINE、Twitter、Instagramなどが挙げられます。これらはユーザー同士がDMやコメントなどで直接やり取りでき、コミュニケーションの場でもあることからSNSとして認知されています。一方で、情報発信型としてソーシャルメディアとしての機能もあるため、大きなくくりで見ればソーシャルメディアの一部とも捉えられます。

ソーシャルメディアとSNSの相違点

ソーシャルメディアとSNSがよく混同される理由には、たくさんの類似点がある他、昨今のSNSにはソーシャルメディアとしての役割を果たす機能がついており、厳密にソーシャルメディアとSNSの区別をつけることが難しいケースが多いことにあります。

それぞれの相違点は、本来の目的にあります。
ソーシャルメディアの目的は「情報発信と共有」であり、誰もが気軽に情報を発信し、情報の受け手側で共感と拡散が生まれるコンテンツです。

一方のSNSは、「コミュニケーション・人間関係の構築」が目的で、サービスに登録しているユーザー同士が新しく繋がり、コミュニケーションが持てる場であることから、一種の連絡手段ともなっています。

日本で「SNS」という概念や言葉が広く浸透するきっかけとなったとも言えるのは、2004年に登場した「mixi」です。この頃からFacebookをはじめとする有名なSNSが続々と登場していき、2007年に日本でiPhoneが発売されたのを皮切りに、スマホでいつでもどこでもSNSができるようになり、SNSはより身近な存在となりました。

まとめ

多くのSNSがソーシャルメディアの役割を果たす機能がついていることもあり、ソーシャルメディアかSNSかの明確な区別をつけることは難しく、重要性も薄れているとも言えるでしょう。

しかし、多くの企業や個人がマーケティングツールとしてソーシャルメディアとSNSを利用している中で、マーケティングの成果を最大化するためには、それぞれの機能や役割、ユーザー特性をよく理解した上で施策を考える必要があります。
目標や成果を達成させるためには、どのソーシャルメディア・SNSを、どのように活用するか、経験や知識もさることながら、事前のリサーチがとても重要です。
マーケティング施策をお考えの際は、ぜひ設定されたターゲットと目標数値を元に下調べを行なった上で実行されてみてください。

施策の企画立案や実行にお困りの場合は、ぜひRE:STAにお気軽にご相談ください。

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