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X Premium+が30%値上げ!イーロン・マスクの新たな収益戦略を解説

2024年12月28日、X(旧Twitter)は最上位サブスクリプションサービス「X Premium+」の価格を約30%引き上げることを発表しました。この値上げは、広告収入の減少を補い、AI開発などの新たなプロジェクトを推進するための資金確保を目的としています。

値上げの詳細

  • 新料金:月額22ドル(=記事投稿日 3472.15円)⇔旧価格:16ドル、年間229ドル(=記事投稿日 36141.92円)
  • 適用時期:新規加入者は2024年12月21日以降に新価格が適用され、既存加入者は次の請求サイクルが2025年1月20日以降の場合に適用されます。

値上げの背景と目的

  1. 広告収入減少の補填
    Xは、広告依存からの脱却を目指し、サブスクリプションモデルへの移行を加速させています。Premium+の値上げによって、広告なしの体験を提供しつつ、収益を確保する狙いがあります。
  2. AI開発の推進
    Grok AIチャットボットをはじめとするAI機能の強化が進行中で、その開発資金を確保する必要があります。XはAI関連の技術開発を担うxAIと連携し、AI分野での競争力を高めています。
  3. クリエイター支援モデルの拡大
    新たな収益分配モデルを通じて、コンテンツの質やエンゲージメントに基づいた報酬をクリエイターに支払う仕組みを強化。これによりクリエイターエコシステムを活性化させ、プラットフォームの価値向上を目指しています。

課題と展望

現在、X Premium全体の加入者数は約130万人とされており、Premium+利用者はごく一部。この値上げが大幅な収益増に繋がるかは不透明です。また、イーロン・マスク氏が当初予測していた有料会員数(2025年までに6,900万人)は、現状の進捗を見る限り達成が難しいと言えます。

しかし、AI技術の進化やクリエイター支援モデルの拡充が功を奏すれば、サブスクリプション収益の成長が期待されます。今後の動向に注目です。

まとめ

X Premium+の値上げは、収益構造の見直しとAI開発の推進を目指す戦略の一環です。ユーザーとクリエイター双方にとって価値のあるプラットフォームとなるために、どのような追加機能やサービスが提供されるのか、引き続き注目していきましょう。

皆さんはこの値上げをどう思いますか?コメント欄でぜひ意見をお聞かせください!