おばあちゃんにもわかる👵✨ はじめてのTikTok講座:スマホで楽しむ新しい動画世界
目次
1. はじめに:TikTokってなぁに?👀
「TikTok(ティックトック)」と聞いて、「なんだか不思議な音の名前ねぇ…」と思うかもしれません。でも、安心してください。TikTokは、いま世界中で大人気の無料アプリで、スマホひとつでたくさんの短い動画を次々に楽しめる“映像の小さな広場”なんです。
小さな動画がたくさん集まった新時代の映像お祭り会場🎉
昔は、テレビや映画を見るにはある程度まとまった時間が必要でした。でもTikTokなら、たった数秒から1分程度の短い動画が何本も並んでいるので、ちょっとした隙間時間でも気軽に視聴できます。たとえば、お茶を飲みながら、気になる動画を1、2本観るだけでも「今日も面白いものに出会えたなぁ」と感じられるかもしれません。
これはまるで町の小さなお祭りで、いろんな屋台をひょいひょいとのぞいていく感覚。「あ、この動画は面白そう!」「次はどんな人が登場するのかな?」と、画面を指でスッと動かせば、すぐ新しい動画が現れます。
世界中でブーム!ユーザー数は10億人以上🌏
TikTokは、もはや一部の国だけでなく、世界中の国々で人気が爆発しています。その規模は、2020年代に入ってから特に加速し、全世界で月間アクティブユーザー数(実際に使っている人の数)が10億人を超えると言われています。10億というと、世界の人口のおよそ7〜8人に1人が使っている計算になります。これは「世界中の孫たち」が同じ“映像広場”で遊んでいるようなものなんです。
日本でもじわじわ拡大中🍣
「外国で流行っているだけでしょ?」と思う方もいるかもしれませんが、実は日本でもTikTokはすっかりおなじみの存在になりつつあります。たとえば、ここ数年の日本における利用者数は着実に増え、ある調査では、2022年頃には約1,700万人以上が月に1回はTikTokを使っていると言われるほどです。これは日本全国民の1割強に当たる数字で、若い人たちの間だけではなく、だんだん幅広い世代が楽しむ場に変わってきています。
お茶を飲みながら気軽に世界旅行気分🌏☕
もうひとつの魅力は、世界中の人たちが投稿した動画を「お茶でも飲みながら」気楽に見られること。「日本の学生さんが面白いダンスを踊る動画」を見たあと、「アメリカのユーモアたっぷりなコメディ動画」をちらっと見て、続いて「ヨーロッパの街角で歌っている人」の動画へ…と、指一本で地球をまたいだ散策気分が味わえます。
テレビのチャンネルを変えるよりも気軽な操作で、異国の文化や日常がのぞけるのもTikTokの醍醐味です。遠く離れた国の人々が、TikTokを通じてあなたのすぐ近くにいるような親しみを感じられるかもしれません。
どんな人が見るの?👨👩👧👦
最初は「若い子がやるもの」と思われがちだったTikTokですが、いまでは幅広い年代が利用しています。若者文化の発信地であることは変わりませんが、料理レシピやガーデニング、旅行記、健康体操など、年齢問わず楽しめるコンテンツも増えています。「動画」と聞くと難しそうに思えるかもしれませんが、見るだけなら本当にシンプルで、特別な知識は必要ありません。スマホにアプリを入れて、指で画面をスワイプすれば、次々に新しい動画との出会いが楽しめます。
2. 世界で大人気🌏:TikTokはどこまで広がっているの?
「TikTok」は中国の企業「バイトダンス(ByteDance)」が生み出したアプリで、2016年頃に誕生しました。最初はアジア圏を中心に人気が出ましたが、その楽しさや使いやすさが世界中に伝わると、たちまちいろいろな国や地域で利用者が増えていったのです。
世界150カ国以上で利用!
TikTokは、150カ国以上の国と地域で利用され、75以上の言語に対応しているといわれています。英語やスペイン語、中国語、日本語など、世界中で話されている言葉に合わせて、アプリ内表示も切り替えられ、どこの国の人でも使いやすく作られています。
若者から大人まで、みんなが楽しむ映像広場🎉
はじめは10代や20代の若者が中心となっていたTikTokですが、人気が拡大するにつれ、30代や40代、さらにはシニア世代にまでユーザー層が広がっています。
- アメリカ:2020年代に入ってから、アメリカでは特に利用者が増加。2023年時点で、1億人以上がアメリカ国内でTikTokを利用しているとする報道もあります。若者はもちろん、大人も「おもしろ動画」や「役立つ情報」を求めてTikTokをチェックするようになりました。
- ヨーロッパ:イギリス、フランス、ドイツなど、各国で若者文化の発信基地として人気を博しています。有名なファッションブランドやミュージシャンがTikTok上でトレンドをつくったり、クリエイターがユーモアたっぷりな短い映像で人々を笑顔にしています。
- アジア:中国発のアプリということもあり、アジア圏(中国、日本、韓国、東南アジア諸国など)での人気は最初から高め。日本でも多くの学生が利用しているほか、タイやインドネシアではダンスや歌の動画が大流行しています。
TikTok使用ユーザー数↓↓ (2023年時点の情報)
「世界の孫たち」が同じ広場で笑っているイメージ💃
想像してみてください。あなたのお孫さんがスマホで見て笑っているその動画、実はブラジルやイタリアでも同世代の若者が同じように笑い、アメリカやインドでも友達同士で話題にしているかもしれません。
このようにTikTokは、国境や言語、文化のちがいを越えて、人々を「同じ動画を見て笑い合う仲間」に変えてしまう不思議なパワーを持っています。まるで「世界中の孫たち」が同じ“映像広場”で遊んでいるようなもの。「あっちの国の若者はこんなダンスをしているのね」「へえ、この国ではこんな面白いいたずら動画が流行っているんだ」と、私たちもその笑い声に耳を傾けることができます。
誰が作っているの?
動画は一般の人たちがスマホで撮影し、アプリ内で簡単に編集して投稿できます。特別なカメラマンや有名人じゃなくても、自分の身近な出来事やちょっとしたアイデアを動画にできるので、参加のハードルがとても低いんですね。
こうした「誰でも気軽に投稿できる」仕組みが、世界規模でユーザーを増やす原動力となっています。
3. 若者文化のどまんなか✨:TikTokが若い世代に根づくワケ
「TikTokって若い人が多いんでしょう?」と感じる方も多いでしょう。その印象は間違っていません。もちろん、今では幅広い年代が利用していますが、特に10代や20代前半といった若い世代が「当たり前のように」使っているのがTikTokの大きな特徴のひとつです。
「TikTokネタ」が友だちとの会話に入り込む
アメリカやヨーロッパでは、10代の若者が朝学校で顔を合わせると、「昨日見たあのTikTok面白かったね!」と、まるでテレビ番組の話をするような感覚で会話が弾みます。日本の学生たちも同じく、お昼休みに「○○ちゃんがやってたダンス見た?」といった話題で盛り上がることが増えています。
- データで見る若者層の多さ: 一部の調査によれば、TikTokユーザーの約半分以上が35歳未満という結果があり、特に10代・20代が主力の利用層となっています。アメリカでは、TikTokユーザーの約60%が18〜24歳未満という数字が示されたこともあり、若年層がどれだけ根強く使っているかがわかります。
学校で流行ったダンスや歌が、世界中に瞬時に広がる!
昔は、学校で流行るのはそのクラスや近所の友だち間で完結していました。しかし、TikTokの登場で、ある学校で流行ったダンスや面白いネタが、あっという間に他の国や地域に伝わっていきます。
- バイラル現象(バズる): たとえば、ある日本の高校生がユニークな踊りを考えてTikTokに投稿したとします。その動画が「おすすめ」欄(FYP)で広まり始めると、すぐに国内外の若者が同じ振り付けを真似して動画をアップし、国境を越えたダンスブームが生まれます。
- 音楽・流行歌の影響: TikTokで使われる楽曲は短いフレーズが多く、耳に残りやすいものが流行りやすい傾向にあります。こうした「バイラルソング」は、YouTubeや音楽配信サービスのチャートにまで影響を与え、特定の曲が世界中で一気にヒットすることもあるのです。
若い子たちの「新しいテレビ」みたいな存在📺✨
昔、若い世代は放課後にテレビをつけて好きな番組を見ていました。今、スマホがあればTikTokを開くだけで、世界中の面白コンテンツが一瞬で目の前に流れ込みます。「今日は何がおすすめされるかな?」というワクワク感は、まさに昔のテレビチャンネルを切り替えていた頃の感覚に似ていますが、そのスピードと多様性は桁違いです。
- 個人発信が主役: テレビ番組は制作会社や放送局が作っていますが、TikTokは一般の人々がクリエイターになれます。クラスメイトはもちろん、海外の同年代、さらには若手アーティストやインフルエンサーの作品を直に見られる。これにより視聴者(ユーザー)と発信者(クリエイター)の距離がぐっと近くなり、参加型のカルチャーが生まれます。
- 瞬発力のあるトレンド: テレビだと新しい番組や流行が広がるまでに一定の時間がかかりますが、TikTok上では数時間から数日で一気にトレンドが生まれ、消えていくことも珍しくありません。若い世代はこの「スピード感」や「常に変化し続ける面白さ」にハマっているのです。
こうして若者たちは、TikTokを通じて遊び・情報収集・表現を一度に楽しんでいます。学校での会話、新しい音楽との出会い、世界中に発信される新ネタ、これらすべてがポケットの中のスマホで繰り広げられる。だからTikTokは、若者文化のど真ん中にしっかり根づき、まさに「新しいテレビ」「新しい遊び場」として、日々大きな影響力を発揮しているのです。
4. 日本のTikTok事情🍣:はやり始めたときと今
昔は「よくわからない新しいアプリ」だった?
TikTokが日本で登場し始めたのは、2017年頃。最初のうちは、「若者向けの新しい動画アプリがあるらしい」という程度の知名度で、多くの人にとっては「なんだか変わった名前のアプリだなぁ」という印象でした。
当時は、すでにInstagramやTwitter、YouTubeといったSNSが広く浸透していて、「これ以上新しいSNSを増やしても使いきれない」というムードもありました。
また、TikTokは中国発祥のサービスであり、日本人にとっては「海外で生まれた謎のアプリ」という捉えられ方をすることも。そんな中、ごく一部の好奇心旺盛な若者たちが「なんか面白いらしいよ」と触れ始めていた段階でした。
今や有名TikTokerが続々!テレビでも活躍中📺
しかし、2020年代に入るとその状況は一変します。若者たちが中心となってショートムービー文化が爆発的に広がる中、TikTokは日本でも急速に利用者を増やしました。
- 利用者数の拡大: 2022年頃の推計では、日本国内でTikTokを月に1回以上使う「月間アクティブユーザー数」は約1,700万人以上とも言われます。これは、国民の約1割強にあたる数字。こうなると、もう「一部の若者だけが使う謎アプリ」ではありません。
- 有名TikTokerの登場: 日本人のTikToker(TikTokで有名になった人たち)も次々と生まれています。たとえば、独特のリアクションや表情が海外でもウケている「Junya」さんは、何千万人というフォロワーを海外含めて獲得しています。ほかにもアイドル、俳優、アーティスト、モデル、お笑い芸人、さらには一般の高校生が突然バズってスターになることも珍しくありません。
- テレビ番組への進出: テレビ朝日や日本テレビなど主要テレビ局が、TikTokerをゲストや特集コーナーに呼び、彼らの動画を紹介するケースが増えてきました。人気TikTokerは、テレビCMやバラエティ番組への出演、企業とのコラボ企画にも引っ張りだこです。
若者だけでなく、幅広い世代に拡大中📱
今では、TikTokは「若い子たちのもの」というイメージを超えて、お父さんお母さん世代や、シニア層にも少しずつ広がり始めています。
- 多様なコンテンツ: 料理レシピ、ガーデニングのコツ、健康体操、着物の着付け方など、年齢問わず役に立つ情報を発信するアカウントも登場。手軽な動画でわかりやすく学べるため、「これ、ちょっと便利ね」と感じる大人たちも増えています。
- 「ちょっと気になる」存在に: ニュース番組や雑誌でも「TikTokで話題」などと紹介されることが増え、「若い子が踊っているアプリ」の枠を超えて、「今なにか新しいトレンドが生まれる場所」としての地位を確立。
- 企業・公共機関も参入: 有名ブランドや観光協会、さらには地方自治体や博物館などもTikTokを使ったPRに取り組んでおり、「若者向けの広報ツール」としても注目を集めています。
かつては「新しくてよくわからない」存在だったTikTokは、いまや日本のメディアやカルチャーシーンで欠かせない存在になりつつあります。若者だけのものではなくなり、幅広い世代が「ちょっと気になる」「試してみようかしら」と感じるようになった今、TikTokは私たちの日常や情報発信スタイルに新たな風を吹き込んでいるのです。
5. 有名な日本人TikTokerを見てみよう🎉
「TikTokって、よく知らないけどどんな人が有名なの?」と思う方も多いのではないでしょうか。実は、日本にも世界的に有名なTikTokerが何人もいますし、テレビで見たことのある芸能人や、InstagramやYouTubeで人気を集めていたインフルエンサーも多数参入しています。
いろんな分野で活躍するクリエイターたち
TikTokで活躍する日本人は、特定の分野に限りません。ダンスが得意な高校生から、メイクやヘアアレンジを教える美容の達人、さらにはユーモアたっぷりのお笑いネタを披露する人まで、実にさまざま。ここでは、いくつか特徴的なクリエイターを例に挙げてみましょう。
- Junya(@junya.official):
コメディ系の短いリアクション芸で世界中を笑わせている日本人TikToker。奇想天外なチャレンジ動画やちょっとしたイタズラ動画で、全世界から何千万人というフォロワーを集めています。英語がわからなくても楽しめる単純明快な笑いがウケていて、日本国内だけでなくアメリカやヨーロッパでも人気。
⇒ 彼のフォロワー数は2023年時点で4,000万人以上とも言われ、世界トップクラスのTikTokスターの一人です。 - Hinata(@hinata):
カワイイ系のダンス動画や、日常を切り取ったショートクリップで人気上昇中の若いクリエイター。外国人が「日本人はこんな感じなんだ!」と親しみを持って見ることも多く、自然な笑顔と軽やかなステップが見る人を引きつけます。 - 美容系インフルエンサー:
メイクのテクニックや、スキンケアのコツを15〜30秒程度の短い動画でサクッと紹介する人たちも多数います。たとえば、ある人気美容TikTokerは数十万人単位のフォロワーを抱え、使っている化粧品を紹介するとすぐに商品が注目されることも。メイク初心者でもわかりやすく、短時間でスキルを学べると評判です。 - お笑い芸人やタレントも参戦:
テレビでおなじみの芸人やタレントが、TikTokに独自のコント動画や日常の面白シーンを投稿しています。また、アイドルグループや有名アーティストが新曲や新パフォーマンスをTikTokで先行披露するなど、芸能界とのつながりも強くなっています。
「テレビで見る人」がTikTokでも大活躍!
YouTubeやInstagramから有名になったインフルエンサーや、テレビドラマやバラエティ番組で見かける芸能人も、TikTokを活用して「普段見せない素顔」を発信するようになっています。
- ある有名モデルは、自宅での簡単なストレッチ方法をTikTokでシェアして、忙しい女性たちから「これなら続けられそう!」と好評。
- 人気俳優が撮影現場の舞台裏を、軽いおしゃべり付きで投稿していたり、声優がキャラクターの声真似でファンを楽しませたりと、TikTokはファンとスターを繋ぐ「近道」になっています。
身近に感じられる存在へ
このように、有名TikTokerを見ると「自分にも撮れそう」「こんな風に表現していいんだ」と、発信のハードルがぐっと下がります。また、多くのクリエイターは「完璧な映像」を追求せず、スマホ1台で気軽に撮った日常の瞬間をシェアすることが多いので、視聴者側も「難しく考えなくていいんだな」と身近な感覚を持てるのです。
「ダンスが上手な子」「面白いリアクションで笑わせる人」「美容やファッション情報をサクッと教えてくれる人」…TikTokを開けば、日本にもこんなに多彩な才能がいるんだ!と驚くはずです。実例を知ることで、「TikTok=よくわからない若者の文化」から「こんな人がいるんだ、ちょっと見てみようかな」という好奇心へと気持ちが変わるかもしれません。
6. はじめてみよう📱:基本操作をやさしく解説
「TikTokが人気なのはわかったけど、どうやって使うの?」と感じる方もいるでしょう。ここでは、アプリのダウンロードから最初の視聴までの流れを、なるべくわかりやすく説明します。特別な設定や難しい操作は必要ありません。スマホを手に取って、まずはこの手順通りに進めてみましょう。
ステップ1:アプリをダウンロード
- 対応機種:TikTokは、iPhone(iOS)やAndroidスマホで利用できます。
- ダウンロード方法:
- スマホで「App Store(iPhoneの方)」または「Google Playストア(Androidの方)」を開く。
- 検索窓に「TikTok」と入力すると、アプリが表示されるので「入手」または「インストール」のボタンをタップ。
- 数十秒から1分ほど待つと、スマホにTikTokのアイコンが表示されます。
ステップ2:簡単な登録でスタート
- 会員登録方法:
- TikTokアイコンをタップしてアプリを起動。
- 「アカウントを作成」画面が表示されたら、メールアドレスや電話番号、またはFacebookやGoogleアカウントで登録できます。
- 名前(ハンドルネーム)や生年月日を入力し、プロフィール画像を選べば、ひとまず準備完了!
- セキュリティとプライバシー:
登録の際に特別な個人情報(住所や本名の証明など)は不要です。登録時のメールアドレスや電話番号はアカウント管理用で、他人に公開されることはありません。不安な場合は、TikTok内の「設定」→「プライバシー」項目で、アカウントを非公開にすることもできます。
ステップ3:上下にスワイプして動画めくり📺📱
- 動画が並ぶ仕組み:
アカウントを作成してログインすると、すぐに動画が流れてきます。TikTokには「For You Page(FYP)」と呼ばれる、おすすめ動画が表示されるページがあり、ここで世界中の面白いクリップを楽しめます。 - 操作方法:
- 画面中央に短い動画が1本再生されます。手は一切動かさなくても動画が自動的にループしたり、次の動画に切り替わります。
- 「次の動画を見たいな」と思ったら、画面を上にスワイプ(指で上方向にサッと払う動き)してください。すると新しい動画がパッと登場します。
- 「もう一度前の動画が見たい」ときは、下にスワイプしましょう。
- 時間がないときでもOK:
動画1本あたり数秒から長くても1分程度なので、スキマ時間に数本チェックするだけでも、「ああ、これがTikTokなんだ」と感覚がつかめます。
ステップ4:気に入った動画には「いいね」やフォローを✨
- 「いいね」ボタン(ハートマーク):
「この動画、面白いなぁ」「もう一度見たい」というときは、画面右側のハートボタンをタップ。これで、その動画があなたのお気に入りリストに追加されます。 - フォロー機能:
「この人の動画がもっと見たい」と感じたら、アカウント名の部分をタップして、その人のプロフィール画面へ。そこにある「フォロー」ボタンを押せば、あなたのお気に入りクリエイターをいつでも探せるようになります。
ステップ5:音量調整や一時停止、シェアも簡単に
- 音量調整:
スマホ本体の音量ボタンを押すだけ。公共の場所や静かな環境ではイヤホンを使えば、迷惑になりません。 - 一時停止:
動画再生中に画面を一度タップすると、一時停止します。もう一回タップすると再生が再開する仕組みです。 - シェア機能:
「この動画を友だちにも見せたい」と思ったら、画面右側の「シェア」アイコンをタップ。LINEやWhatsApp、Twitter、Instagramなど、ほかのSNSへ簡単に共有できます。
「使い方の地図」を手元に置いておけば迷わない
最初は、「ボタンがたくさんあって複雑そう」と感じるかもしれません。でも、基本は「アプリを開く→画面を上スワイプで次々と動画を楽しむ」この流れだけでOK。慣れてきたら「いいね」や「フォロー」「シェア」機能も活用して、より自分好みのTikTokワールドを作り上げていけます。
さあ、これでTikTokを始めるための「使い方の地図」は手に入りました。特別な設定や知識はいりません。まずは開いて、いくつか動画を見てみましょう。「思ったより簡単かも」「気になる人が見つかった!」そう感じたら、次のステップに進んでみてください。
7. 用語解説コーナー🎀:よく見る言葉、これなぁに?
TikTokを触り始めると、独特の用語が出てきます。「FYP」「デュエット」「エフェクト」…どれもTikTokでよく登場するキーワードですが、最初は「え、なにそれ?」と戸惑うかもしれません。ここでは、それぞれの用語をやさしく噛み砕いてご紹介します。
FYP(For You Page)とは?📝
- 意味:
「For You Page(フォー・ユー・ページ)」は、TikTokアプリを開いたときに最初に表示される“おすすめ動画”の一覧ページのことです。名前のとおり「あなたのためのページ」で、あなたが過去に見た動画や「いいね」したもの、フォローしているクリエイターの傾向などをもとに、TikTokが自動的に「この人はこんな動画が好きじゃないかな?」と選んだクリップが並びます。 - なぜ大事?:
このFYPは、TikTokでの発見体験の中心です。「どんな人をフォローすればいいのかわからない…」という初心者でも、FYPを眺めているうちに自分好みのコンテンツやクリエイターに出会いやすくなります。 - データで見るFYPの力:
全世界のユーザーの大半は、まずFYPを見て新しい動画に触れます。TikTokが全世界で10億人以上のユーザーを抱えることを考えると、このFYPは膨大な数の人々を繋ぐ「交流広場」と言えます。
デュエット(Duet)とは?👯♀️
- 意味:
「デュエット」は、もともと音楽の二重唱を意味する言葉ですが、TikTokでは「他のユーザーが投稿した動画に自分の動画を横並び(または上と下並び)で組み合わせる」機能を指します。画面が半分こになり、左半分に元動画、右半分に自分の動画が表示されることが一般的です。 - 何ができる?:
ダンス動画に合わせて一緒に踊ったり、面白いリアクションをするなど、自分だけでなく「相手の動画とコラボして遊べる」点が大きな魅力。たとえば、人気アーティストが歌う動画に、あなたがリズムをとる様子を追加したり、有名な料理TikTokerのレシピ紹介動画の横で実際に同じ料理を作る様子を映したりできます。 - 世界中に広がる即席コラボ:
TikTokが世界規模で広がっているため、地球の裏側にいるユーザーともデュエットが可能です。「有名人と一緒に踊っている気分になれる」など、リアルで会えない人とも簡単に“共演”できるのが人気の理由です。
エフェクト(Effect)とは?✨
- 意味:
「エフェクト」とは、動画に特殊効果をかける機能のことです。たとえば、顔をかわいく加工する、背景を不思議な空間に変える、映像にキラキラした光やアニメーションをかぶせるなど、「映像に魔法をかける小道具」と考えてください。 - なにが楽しいの?:
簡単な操作で、プロが作ったような不思議な動画が作れてしまいます。TikTokには膨大な数のエフェクトが用意されており、季節限定のものや流行に合わせた新作もどんどん追加されます。 - 創造力を広げる道具:
エフェクトを使うことで、ありふれた日常の風景も一気に面白くできます。たとえば、自分をアニメキャラクター風に変えるエフェクトや、背景を異世界のようにアレンジするエフェクトを使えば、見る人を驚かせたり笑わせたりすることも簡単です。
これらの用語は、TikTok独特の楽しさを引き出すキーワードです。FYPはあなたに合うコンテンツ探しをサポートし、デュエットは世界中の人と簡単にコラボできる扉を開き、エフェクトは平凡な動画を一気に華やかにします。
最初は聞きなれない言葉に「???」となるかもしれませんが、一度使ってみれば、「なるほど、こんな風に遊べるのか!」と納得できるはずです。気になったら、ぜひ一度、あなた自身の手で試してみてくださいね。
8. 簡単!動画の作り方🎬:撮ってみよう、遊んでみよう
「動画を作るってなんだか難しそう…」と構える必要はまったくありません。TikTokは「とにかく簡単に」を目指して作られているアプリなので、スマホを持っていれば、いつでもどこでも気軽に撮影スタートできます。特別なカメラ技術や高級な機材は必要なし。最初は「ちょっと撮ってみようかな?」くらいの軽い気持ちで挑戦してみましょう。
ステップ1:撮影ボタンを押す→指を離すでストップ!
- 超シンプルな操作:
- TikTokアプリを開き、画面下中央にある「+」マークのアイコンをタップします。
- 撮影画面に切り替わったら、赤い撮影ボタンを指で長押しすると録画がスタート!
- 指を離せばその場で録画が停止します。
- 短い動画でOK:
数秒からスタートしていいんです。最初は5〜10秒程度で、ちょっとした「あいさつ」を撮影してみるだけでも、撮影体験ができます。慣れてきたら少しずつ長く、工夫を加えていけばOK。
ステップ2:好きな音楽やスタンプで個性をプラス🎶✨
- 音楽の選び方:
TikTokには人気の曲や話題の音源が多数用意されています。撮影画面で「音源選択」アイコンをタップすれば、ジャンル別、流行別に並んだ曲から簡単に選べます。
たとえば、懐かしの昭和歌謡やクラシック音楽、外国で流行中のポップソングなど、自分の雰囲気に合った音楽をBGMにできます。 - スタンプ・文字入れ:
撮影が終わったら、画面上部のメニューバーから「テキスト入力」機能でコメントを書いたり、スタンプアイコンから可愛い絵文字やアニメーションシールを貼ることもできます。
これらは「動画を面白く、わかりやすく」するためのお手軽ツール。たとえば、「初めて撮ってみたよ!」と文字を入れたり、「ニコニコマーク😊」やキラキラのスタンプをポンと貼るだけで、雰囲気が一気に明るくなります。
ステップ3:どんな動画を撮ればいいの?
- 最初は「あいさつ動画」から:
初めての場合は、凝った企画を考えなくても大丈夫。「はじめまして、TikTokで遊んでみます!」と笑顔で手を振ってみる短い動画でOK。
短いメッセージに好きな音楽をかぶせて、「初投稿、よろしくね!」と文字を入れるだけで、立派な一本の作品になります。 - アイデアは徐々に広げていけばいい:
慣れてきたら、「今日のおやつを紹介」「お気に入りの景色を10秒でお届け」など、日常のちょっとした場面を切り取ってみましょう。実際、TikTokの多くの人気動画は、特別なイベントやプロ級の編集テクニックがなくても、作る人の個性や日常の一コマが魅力となっています。
時間や編集の自由度も広がっている⌚
- 動画の長さ:
当初は最大15秒〜1分程度が主流でしたが、2023年頃からは3分、さらには10分の動画も投稿できるようになっています。ただし、初心者はまず短い動画から始めるのがおすすめ。短い方が作りやすく、気軽にチャレンジできるからです。 - 簡単な編集機能:
撮影後、アプリ内でクリップを切ったり、明るさを調整したり、テキストの表示時間を変えたりといった簡単な編集が可能です。慣れるうちに「あ、こんな風に文字を動かせるんだ」といった発見が増えていきます。
こうしてみると、動画制作がとても手軽なことがわかります。特に最初は、難しいことを考えず、軽い気持ちで「どんな音楽があるんだろう?」「スタンプを貼ってみよう!」と遊ぶ感覚を大切に。いつの間にか「こんな表現もできるんだ」「次はこれを撮ってみよう」と、アイデアが湧いてくるはずです。まずは一歩踏み出して、TikTokで動画づくりの楽しさを味わってみてください。
9. バズる?おすすめ?💫:TikTokの仕組みをちょこっと理解
「バズる(Buzzる)」って、最近よく耳にする言葉ですが、簡単に言うと「たくさんの人の目に触れて人気になること」です。TikTokは、あなたが投稿した短い動画が、一夜にして何千人、何万人もの人に見られる可能性を持った、ちょっと不思議で面白い場所なんです。ここでは、「おすすめ画面」や「バズる仕組み」をほんの少し覗いてみましょう。
「バズる」ってどんな状態?🧨
- イメージしやすく言うと:
あなたが家で撮った、たった15秒の踊る動画。これが、翌朝目覚めたら世界中の人に見られていて、「この人面白いね!」と話題になる。そんな急激な拡散現象が「バズる」です。 - バズった後には…:
コメントや「いいね」がたくさんついたり、フォロワーが一気に増えたりと、新しいつながりや注目が集まります。もちろん全員がそうなるわけではありませんが、可能性があるのがTikTokのおもしろいところ。
「おすすめ」に乗ると広がる?FYPのパワー🌏
- FYP(For You Page)のおさらい:
前にも紹介したFYPは、TikTokを開いた瞬間にあなたに合わせておすすめの動画を表示してくれる特別なページ。ここに自分の動画が現れると、多くの知らない人に見てもらえるチャンスが急増します。 - アルゴリズムがカギ:
TikTokは、機械学習というテクノロジーを使って、「この人はこういう動画が好きそうだ」と判断し、次々と新しい動画をFYPに流し込みます。
たとえば、あなたがある「面白い猫動画」に「いいね」をすると、「この人は動物ネタが好きかな」と理解し、次々に猫や犬、ペットの面白動画を紹介してくれる仕組みです。逆に、あなたが投稿した動画も、ペット好きな人のFYPにひょっこり現れるかもしれないというわけです。 - 具体的な数字:
TikTokの世界ユーザー数は10億人以上といわれています。その中から、ほんの0.1%の人に見られただけでも、何百万人という可能性がある計算になります。もちろん現実的にはそこまで簡単に何百万人という数字には届きませんが、潜在的な広がりがとてつもなく大きいといえます。
はじめは「バズらなきゃ」と考えなくていい🐣
- 楽しむことがいちばん:
「バズる」というと、どうしても「有名にならなきゃ」「たくさん見てもらわなきゃ」と気合いが入ってしまいがち。でも、最初はそこを目標にしない方がずっと気が楽です。
なぜなら、TikTokはあくまで「気軽に動画を楽しむ場所」。自分が楽しいと思える動画を作る、好きな音楽に合わせて踊る、自分なりのアイデアを試してみる…そういった「楽しむ心」こそが、多くの人に共感されるポイントになりやすいのです。 - 気がついたらバズっていた!:
実は、バズる動画の多くは「これが大ヒットするとは思わなかった!」という何気ない投稿だったりします。肩の力を抜いて、マイペースで投稿していれば、その中から思わぬ動画が注目を浴びることもあるんです。
まとめ:可能性に満ちた広場で、まずはのびのびと
TikTokの仕組みは、一言で言えば「可能性の広場」。FYPを通じて、あなたの動画がまったく知らない遠い国の人にも届くかもしれない。その結果、「バズった!」と嬉しい驚きがあるかもしれません。
でも、最初から「バズるぞ!」と力みすぎず、「まずは好きなことを楽しんで発信してみよう」とゆるい気持ちで始めるのがコツです。自然体で遊んでいるうちに、思いもよらない広がりが生まれるかもしれませんよ。
10. 楽しみながら続けるコツ🌱:無理なくゆっくり
TikTokをはじめたばかりの頃、「毎日投稿しなきゃ」「たくさんの人に見られなきゃ」とつい気負ってしまうかもしれません。でも、長く楽しむためには「自分のペース」で続けることがとても大切です。肩の力を抜いて、無理なくゆったりと続けてみましょう。
無理に毎日投稿しなくてOK
- ペースは人それぞれ:
一部の人気TikTokerは毎日あるいは週に何度も投稿していますが、これは「自分のスタイル」がしっかりできあがっている人たちです。初心者は、最初から同じペースを目指す必要はまったくありません。 - 週1投稿でも十分:
実際、多くのユーザーは自分の都合に合わせて好きなときに投稿しています。「今週はちょっと忙しいから来週また撮ろう」「気が向いたときだけアップしよう」程度のマイペースでも、楽しむ上では問題なし。 - 数字より“続けやすさ”を重視:
「フォロワーを増やすには頻繁な投稿が必要」といったテクニック論も世の中にはありますが、まずは自分が長く続けられるペースを見つけることが何よりも重要です。せっかく始めても、疲れてしまっては元も子もありません。
コメントや「いいね」で広がる交流の輪
- 小さな反応が嬉しいモチベーション:
自分が投稿した動画に「いいね」がついたり、「面白かったよ!」などのコメントがついたら、それはとっても嬉しい瞬間です。 - コメントのやりとりで生まれるつながり:
コメント欄でやりとりが続くと、あなたの動画を見てくれた人が「またこの人の投稿見てみよう」と思ってくれるかもしれません。好きな趣味や共通の話題で盛り上がれる場が、自然とできていくのです。 - 無理しない交流:
もちろん、「毎回必ず返信しなくちゃ」と考える必要もありません。余裕があるときに、楽しくコメントを返せばOK。「ありがとう!」と一言添えるだけでも、相手には十分に伝わります。
わからないことは若い人に聞いてみよう👧👦
- 世代を超えた学び合い:
TikTokは比較的新しいツールなので、「操作がよくわからない」「どうやって音源を探すの?」といった疑問が出てくるかもしれません。そのときは、ぜひ身近な若い世代に聞いてみてください。 - 孫や子供が先生に:
お孫さんやお子さん、若い知り合いがいる場合、スマホ操作やTikTokの裏ワザに詳しいかもしれません。「ちょっと教えてくれる?」と頼んでみれば、彼らも案外嬉しそうにレクチャーしてくれます。こうした情報交換は、世代間交流のきっかけにもなります。 - オンラインで学べるヒントも:
若い人が周りにいない場合でも、ネット上で「TikTok 使い方 初心者」と検索すれば、操作方法をまとめたブログや動画がたくさん出てきます。公式のヘルプセンターやユーザーコミュニティなども参考にすると安心です。
楽しむ気持ちが一番大事
最初から完璧にやろうとせず、「ちょっと試してみようかな」という気軽な気持ちでスタートすると、長続きしやすくなります。
- 「今日は素敵なお花を見つけたから撮ってみた」
- 「お茶を飲みながらお気に入りの曲に合わせて動画を作った」
そんな何気ない行動の積み重ねが、あなたらしいTikTokライフを形づくっていくのです。
結果を急がず、コメントやいいねをちょっとした楽しみにして、わからないことは周りに聞く。そうすれば、TikTokは「楽しまなきゃいけないツール」から「気軽に遊べる場所」へと変わっていくでしょう。無理なくゆっくり、自分のペースで楽しむことが、長く続ける秘訣です。
11. まとめ🙌:さあ、一歩を踏み出そう!
ここまで読んでみて、「TikTokって、意外と面白そうじゃない?」と感じていただけたでしょうか。「なんだか若い子向けのものかと思ってた」「難しそう」と構えていた方も、少しイメージが変わったかもしれません。
はじめは「何これ?」でもOK
誰でも最初は「何が楽しいのかわからない」「どう使っていいのかな?」と思うものです。でも、実際に指を動かして動画を観てみると、「へえ、この人面白い!」「こんな簡単に動画が撮れるんだ」と新しい発見が必ずあります。
たとえば、
- 世界中の利用者10億人以上という壮大なコミュニティに触れることで、異文化や新しいアイデアを手軽に体験できたり、
- 日本でも1,700万人以上が利用する中で、意外なところで友達や知り合いが使っていることを知ったり、
あなたが気づかなかった広い世界がスマホの中に広がっています。
世界中で人気、若者文化の真ん中、日本でもスター誕生
TikTokは、若者文化のど真ん中でありながら、今やあらゆる世代が楽しむ「映像広場」に成長しました。アイドルやタレント、有名TikTokerたちが日々新しい動画を届け、テレビでも「TikTokで話題」と紹介される時代です。
同時に、お料理のコツや旅行先の美しい風景、ちょっとした暮らしのアイデアまで、ありとあらゆるテーマが「短い動画」というカタチで発信されています。「なるほど、こうやるんだ」「こんなところがあるんだ」と、一瞬で学びや感動が得られるのも魅力のひとつです。
「おばあちゃんでも大丈夫!」
「私は年だから…」「難しいものにはついていけない…」と感じる必要はありません。
- 見るだけなら「上下に画面をスワイプする」だけ。
- 気に入った動画に「いいね」を押すのもワンタップ。
- わからないことがあれば、若い人に聞いたり、ネットで調べたりすればすぐに解決します。
簡単な操作を覚えれば、きっと「なーんだ、こんなに気軽に楽しめるのね」と思えるはずです。
新しい楽しさが待っている
TikTokは、敷居が低く、発見が多い、優しい世界。あなたが観光地を散歩するように、あちこち歩き回って面白い動画や新しい発想に出会える場所です。好きなときに好きなだけ覗いてみて、興味があれば自分で動画を撮ってみる…そんな「軽い遊び心」が、新たな楽しさやコミュニケーションを生み出します。
さあ、「おばあちゃんでも大丈夫!」という気持ちで、まずはアプリを開いてみましょう。世界中で人気を博し、若者から大人まで、多くの人を笑顔にしているTikTok。きっとあなたにも、ワクワクする何かが見つかるはずです。肩の力を抜いて、一歩踏み出せば、新しい発見があなたを待っています。