初心者必見!Instagramで潜在層を見込み客に変える導線設計とは?【セミナーレポ】
目次
11月7日、Instagram集客をこれから始める初心者さんに向けて、ゼロから始めるInstagram集客入門セミナーを開催しました。
この日のテーマは、難しいアルゴリズムの話ではなく、選ばれるアカウントの作り方。ブレイクアウトルームを使って参加者同士の交流タイムも設け、終始あたたかく和やかな雰囲気で進行。
単なるフォロワー増加ではなく、売上や集客につながる選ばれる設計を、ゼロからわかりやすく学べる機会となりました。
このレポートは、内容の振り返りと運用のヒントをまとめたものです。
まだアカウントを開設していない方/Instagramを仕事の導線として再設計したい方/フォロワーが少なくても集客を始めたい方/方向性が定まらない方には、特におすすめです。
・見られる発信から「選ばれるアカウント」に変える方法
・潜在層→フォロワー→見込み客へと動かす投稿の作り方 ・自分の発信がInstagramに向いているか1.「見られる」から「選ばれる」Instagramアカウントの作り方
セミナーの冒頭で赤髪がまず伝えたのは、今はお金をかけて広告を出すよりも、自分の発信で信頼や影響力を積み重ねることができる時代だということ。SNSは、いわば錯覚資産。この資産を積み上げることで、必要なときに、いつでも経済活動を起こせる力になると説明していました。
そして、Instagramはフォロワーを増やす場所ではありません。あなたのお店やサービスにお客様が集まってくる流れを作る場所です。見られるアカウントからお客様が集まってくるアカウントにするためには、カスタマージャーニーを考えてスタートすることが大切でした。セミナー中、赤髪はこのポイントを丁寧に解説していました。
1-1. カスタマージャーニーとは
赤髪:カスタマージャーニーはお客様の心の旅路のことです。SNSで成果を出すには、この心の動きを理解し、各SNSを適切に活用することが大事です。
まず、自分のことを知ってもらうための認知が必要です。
この段階では、InstagramのリールやThreads、TikTok、Xのようなフロー型のSNSが強く、あなたの存在を知ってもらうことに向いています。
次に比較。たとえば、あなたの投稿を見て「いいな」と思った人は、必ず他の発信者も見に行きます。
アルゴリズム的にも、ひとりを見たら同業がどんどんおすすめに出てくる。
だからこそ、誰にでも当てはまる発信ではなく、
同業と差別化できる自分だけの特徴やターゲットをしっかり打ち出すことが大事なんです。
その次が吟味。ここでやっと、「この人ってどんな人なんだろう?」「どんな活動をしているんだろう?」とInstagramのプロフィールやストーリーズをじっくり見てもらえるようになります。この段階で信頼を積み重ねられるかどうかが分かれ道ですね。
そして購入。ここでは、LINE公式に登録してもらい購入に導いたり、サービスに申し込んでもらったりする。多くの人が売ることだけ考えているけど、 本当は認知→比較→吟味の3ステップを整える方が大切なんです。
最後がリピート。ここでは、あなたの世界観や人柄が伝わり、「この人に頼んでよかった!」と思ってもらえる段階です。
このカスタマージャーニーを理解している人は、自分に合ったSNSを選び、今の投稿がどの段階の人に向けた発信なのかをちゃんと意識しています。設計しておくことで、結果は本当に変わります。

1-2. Instagramでフォロワーが見込み客に変わる投稿戦略
赤髪:Instagram投稿って、目的がごちゃごちゃしてる人が多いんですよ。ただ投稿してるだけになってる。でも、教育・実績・動線の3つを意識して投稿していくと、見てるだけの人が動く人に変わっていくんです。
教育投稿で信頼を作って、実績投稿で安心感を与えて、動線投稿で次の行動を促す。
この3つをちゃんと混ぜて発信することで、フォロワーが自然と見込み客に育っていきます。結局、フォロワー数じゃなくて、 動いてくれるフォロワーをどれだけ作れるかなんです。

赤髪:次に、Instagramの中のどの層に届けるか、ここを間違えると投稿の方向性がズレます。
だいたいみんな、今すぐ買いたい人に向けて発信しています。でもInstagramには、そういう人は全体の1割もいません。だから、まだ悩みに気づいてない潜在層を狙うのが大事なんです。
潜在層というのは、まだ悩みが言語化されてない人たち。だから難しい言葉を使わないで、あるあるネタとか共感できる投稿がいいですね。
さらに、悩みには気づいてるけど、まだ解決策を探してる途中の人たちっているじゃないですか。そういう人に刺さる投稿は、比較とか理由づけなんです。たとえば、選び方やなぜこのやり方なのか。理由をちゃんと表現することで、この人の発信が一番わかりやすいと思ってくれます。
今すぐ買いたい人に向けた投稿ばかりしていると、フォロワーが増えません。だって、もう解決策を探し終わってる人たちだから。
潜在層を動かせる人が、見込み客を集めることができます。

2. Q&Aピックアップ!
セミナー中、参加者とのやりとりの中から、たくさんの気づきや質問が生まれました。赤髪の回答を1つピックアップしてお届けします。
Q.どんな人がインスタ集客に向いている?
赤髪:向いている人は、小さな信頼をコツコツ積み上げていける人。
具体的には、
- 専門性・経験値を持ち、想いを発信したい人
- 初期費用をかけずにファン・収益を得たい人
- コミュニティや影響力を育てたい人
逆に、向いていないケースは、
- すでに予約が埋まっている飲食店・サロンなど、顧客が安定している人
→ LINE公式で既存顧客との関係を深める方が効率的。 - ニッチな専門分野の方
→ Kindle出版で検索性の高い形にまとめた方が刺さります。 - 地域密着型のビジネス(例:ピアノ教室)
→ 30分以内で通える範囲の方がターゲットなら、チラシを配った方が早いです。
おわりに
今回のセミナーでは、Instagramで潜在層が見込み客に変わる導線が丁寧に語られました。赤髪が12年間、SNSマーケティングを経験してきた視点から出る「向いている人・向いていない人」の話も印象に残りました。
まずは一歩一歩、小さな信頼を積み重ねる発信が、やがて大きな成果につながります。
以上、広報:MARIのセミナーレポートでした。
講師:赤髪

SNS戦略家12年目、プライム市場上場企業含む1500社以上の実績。
2022年よりSNSを活用した集客・ビジネス構築を教える「SNS ACADEMY」主宰、累計生徒数796名(2025年11月現在)。
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