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Instagram、次の一手は“Reels独立”!TikTokとの覇権戦争が激化中

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InstagramがReelsを単独アプリ化? TikTokへの圧力がさらに強まる

Instagramが、ショート動画機能「Reels」を独立したアプリとしてリリースする可能性が強く浮上しています。Instagram社長のアダム・モッセリさんが今週社内でその可能性について語ったと、事情に詳しい関係者が明かしました。新アプリは、TikTokのような動画スクロール形式になり、InstagramがTikTokの市場を本格的に狙いにいくことになるとのこと。ここまでいうならほぼ確定案件ですやん。ってことで、背景事情も含め、詳しく解説しようじゃないか。

この記事は、2025年2月27日noteに投稿したものです。
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TikTok対抗戦略「Project Ray」

InstagramのTikTok対抗戦略は「Project Ray」というコードネームで進められている。スパイかよって感じのかっこいい名前。このプロジェクトがやってきたことは、3分間の動画コンテンツの強化などだ。Meta全体としても動画コンテンツに注力しており、ユーザーの滞在時間を伸ばすことで広告収益の拡大を狙っている

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この記事のポイントまとめ
InstagramはReelsを単独アプリとしてリリースする可能性あり
「Project Ray」はTikTokユーザーとクリエイターの獲得を狙う
独立アプリ化によって成長スピードを加速させる狙い
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Instagramの戦略

モッセリさんをはじめとするMeta幹部陣は、TikTokを成功に導いた若年層ユーザーやクリエイターをInstagramに呼び込む方法を日々模索している。今年1月には、TikTokアメリカで禁止となる中、Instagramはクリエイターに対し、Reelsに特化して投稿することで月数万ドル(数百万円)の報酬を支払うオファーを出した。また、TikTok親会社ByteDanceが提供する動画編集アプリ「CapCut」に対抗し、新たに「Edits」という編集アプリも発表した。バチバチにTikTokに対抗しているのだ。年間10兆円も稼ぐ企業が他社に喧嘩を正面きって売るとか、ビジネスこわすぎだろー!

MetaはInstagramの業績を個別には公表していないが、調査会社eMarketerの推計では、2023年のInstagramの米国広告売上は前年比24%増となり、Metaの米国広告売上全体の約半分を占める(約10兆円)ほどの成長を見せている。Instagramってできて10年以上経つのに、まだ爆伸びしてるってこわすぎ。

TikTokの不安定な状況を狙うMeta

TikTokは今年1月に約12時間の大規模なサービス障害(トランプさんのヒーロー演出のためのコントみたいなやつだったけど)を起こし、不安定な状況が続いている…。アプリの新規ダウンードが出来るようになるまでは1週間以上かかった。

現在、InstagramやFacebookでは、写真投稿やストーリーズの機能と並行してReelsが利用されている。しかし、Reelsを単独アプリ化することで、よりTikTokに近い動画視聴体験を提供し、Reelsの利用拡大を狙う考えだ。実際、Metaは2014年にMessengerをFacebookから分離した際、ユーザー数がわずか3カ月で2億人から5億人へと急増したという成功事例がある

Threadsに続く新たな展開か

Metaは2023年7月、Elon MuskのTwitter(現X)買収を受け、テキスト中心のSNS「Threads」をリリースした。Threadsは最近広告を導入し、2024年1月時点で月間アクティブユーザー数3億人を突破している。

Reelsの単独アプリ化により、新たな編集機能を追加し、Editsアプリとの連携も強化される可能性がある。

Instagramは過去にもTikTokの問題を追い風にしてきた

モッセリさんは最近の社内ミーティングで、2020年にインドがTikTokを禁止した後のInstagramの成長について話したんだってさ。インド国内ではいくつかの国産アプリが成長したものの、最も恩恵を受けたのはInstagramとYouTubeだったのだ。

現在、Instagramのユーザーの4人に1人がインド在住であり、Instagramで消費される時間の3分の1がインドでの視聴に占められている。

Reelsは、もともとアメリカ政府がTikTokを禁止しようとした動きの中で誕生した。TikTokが急成長する中、Facebookは2018年11月にショート動画アプリ「Lasso」をリリースしたが、2020年7月に終了。その直後の2020年8月、トランプ政権がTikTok禁止を検討していたタイミングで、InstagramはReelsを50カ国以上に展開した経緯がある。

今後の展望

InstagramはこれまでTikTokの動きを注意深く観察し、タイミングを見極めながら戦略を進めてきた。今回のReelsの単独アプリ化も、その延長線上にあると考えられる。

MetaはThreadsの成功を活かしながら、Reelsを単独アプリ化することで、さらなる成長を狙っている。TikTokの不安定な状況をうまく活用しながら、次の一手を打とうとしているのかもしれない。

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記事執筆 赤髪(戦闘中)

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