【完全版】2025年最新Instagramアルゴリズム徹底攻略ガイド

Instagramでフォロワーを増やしたいなら朗報です。最近、Instagramは独自アルゴリズムに関してかなりの情報を公開しています。Instagramの長であるアダム・モッセリさんの頻繁なストーリーズでの解説や、公式アカウント @creators などからも数多くの情報が発信されています。

ただし「情報が多すぎて、むしろ混乱する」というのも事実。そこで、この記事ではInstagramに複数存在するアルゴリズムの仕組みと、2025年の最新動向を踏まえた対策を分かりやすくまとめました。今さら聞けないInstagramの仕組みから、アルゴリズムごとの具体的な攻略ポイントまで、ぜひ最後までご覧ください。

この記事を書くキッカケになったさかかなさんに改めて感謝します。

この記事は、2025年4月21日noteに投稿したものです。
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1. Instagramには複数のアルゴリズムがある

「Instagramのアルゴリズム」と一口に言っても、実は領域ごとに異なる仕組みが動いています。具体的には以下の4つです。

  1. フィード(ホーム画面に出てくる投稿)
  2. リール専用フィード(Reelsタブ)
  3. ストーリーズ
  4. おすすめ(Explore)タブ

人によって「見たい・知りたい」と思うタイミングやコンテンツ形態が異なるため、Instagramはそれぞれの場所で別のアルゴリズムを使っています。たとえば、

  • ストーリーズ:仲のいい友達の近況が中心
  • フィード:自分がフォローしている人+おすすめ投稿
  • リール:新しいクリエイター発見や短尺動画
  • おすすめタブ:自分がまだ知らない興味・関心の広がり

と、Instagramが公式で説明しています。
したがって「リールが優遇されるから写真は伸びない」といった単純な話ではありません。アルゴリズムの仕組みを知り、その特性を生かして投稿を工夫するのが大切です。

2. フィード(投稿一覧)のアルゴリズム

Instagramを開くと最初に目にする「ホーム画面」こそ、多くの人が「Instagramアルゴリズム」と聞いて思い浮かべる場所でしょう。ここでは、自分がフォローしているアカウントの投稿はもちろん、興味を持ちそうなアカウントの投稿も混じって表示されます。フォローしていない投稿のほうが多い割合(7割程度)で表示されています。

フィードで重視される主なシグナル

  1. ユーザーの行動履歴
    • どんな投稿にいいね、コメント、保存、シェアをしているか
    • どういったジャンルやテーマの投稿を日頃見ているか
  2. 投稿自体のパフォーマンス
    • いいね数やコメント数、保存数、シェア数
    • 投稿されてからのエンゲージメントの速さ(バズ具合)
  3. 投稿者に関する情報
    • ユーザーと投稿者のこれまでのやりとりの頻度
    • フォロワー数や投稿の質
  4. ユーザーと投稿者の関係性
    • 以前から継続していいねやコメントを交わしているか
    • DMを送ったことがあるか など

これらの情報を元に、「このユーザーは○○の投稿を見たら何秒くらい滞在するだろう?」「いいねをする可能性は?」などを総合的に判断。ユーザーが興味を持ちそうな投稿が優先して上位に表示されます。

フィードでのリーチを伸ばす3つのコツ

  1. カルーセル投稿を活用する
    複数の写真や動画を一度に投稿できるカルーセル投稿は、ユーザーが最初にスワイプしなかった画像・動画が「別の新規投稿」として再度表示される可能性があります。再表示のチャンスが増えるので、エンゲージメントを稼ぎやすい形式です。
  2. 音声(BGM)を活用する
    投稿(写真・カルーセル)に音楽をつけられるようになり、静止画でもリールフィードに出るチャンスが生まれています。もちろん必須ではありませんが、音をONにしているユーザーにとっては興味を引く要素になります。
  3. 画像・動画のサイズを最適化する
    Instagram推奨のアスペクト比に合わせると、見栄えが良く余白や黒帯ができにくいです。投稿がきれいに表示されればエンゲージメント率も高まりやすいでしょう。

3. ストーリーズのアルゴリズム

ストーリーズは24時間で消える投稿形式。アプリを開いて最上部に並ぶ「ストーリーズトレイ」は、基本的にフォロー中のアカウントが表示される仕組みです。ただしInstagramの狙いとしては「仲のいい友達の近況」がメインになっています。

ストーリーズで重視される主なシグナル

  • 視聴履歴:どれだけ頻繁にストーリーズを見ているか
  • エンゲージ履歴:ストーリーズへのコメントやスタンプリアクション、DMを送ったかなど
  • ユーザー同士の関係性:友達や家族、ビジネスでも濃い交流があるか

ストーリーズはフォロワーとの「深いコミュニケーションの場」。新規ユーザーへのリーチよりも、既存のフォロワーに繰り返し見てもらうための場所と考えるとよいでしょう。

ストーリーズでのエンゲージメントUP施策3つ

  1. インタラクティブ機能をフル活用
    投票スタンプや質問スタンプなどを使い、ユーザーのアクションを引き出しましょう。ちょっとした質問スタンプが、何十もの回答ストーリーズに発展することもあります。
  2. 投稿+αの要素を足す
    フィード投稿をストーリーズでシェアするだけで終わらず、裏話や未公開写真など「プラスワンの情報」を載せましょう。「新しい視点が得られるならストーリーズも見たい」と思ってもらえます。
  3. ユーザー投稿のシェア(UGC)
    ユーザーがタグ付けしてくれた写真や感想をストーリーズでシェアしてみましょう。他のユーザーのレビューが得られると同時に、投稿してくれた人も喜びやすく、コミュニティ感が高まります。

4. リール(Reels)のアルゴリズム

リール用タブは、「新しいクリエイターやコンテンツを発見する場」として設計されています。フォローしていないアカウントのリールが大量に表示されるのはこのためです。

リールで重視される主なシグナル

  1. ユーザーの最近の行動
    • 過去にどんなリールをいいね・保存・コメント・シェアしたか
  2. ユーザーと投稿者のやりとり履歴
    • いいねやDMなど、フォロー外でも過去に何らかの交流があると優先度が上がる
  3. リール自体の情報
    • 動画の内容(ビジュアルや音声)、人気度、再生数など
  4. 投稿者に関する情報
    • 過去の投稿のエンゲージメント状況

リールは特に「DMでシェアされる率」が高いと伸びやすいとされています。ユーザーが「友達に見せたい!」と思うような内容を意識すると拡散力が高まるでしょう。

リールで効果を高める3つのポイント

  1. 勢いがあるうちに次を出す
    もし1本がバズった場合、間を空けすぎずに2日以内には次を投稿してみましょう。勢いが乗っている間は、リールを続けて見てもらえる可能性が高まります。
  2. サウンドだけでなく視覚的フックも
    かなりのユーザーが「ミュート再生」で動画を見ています。最初の数秒で何の動画かが分かるよう字幕やテキストを入れると、離脱を防げます。
  3. ロゴや透かしの入った動画はNG
    TikTokなど他アプリのロゴがそのまま入った動画は、Instagram側がリーチを抑えると公式に発表しています。複数プラットフォームに同じ動画を投稿する際は、できるだけロゴなしのバージョンを用意しましょう。

5. 「おすすめ」タブのアルゴリズム

虫メガネアイコンをタップすると出てくる「おすすめ」タブは、新しいアカウントやコンテンツを見つけやすい場所。こちらもリール同様に、自分がフォローしていないアカウントの投稿が多く並びます。

おすすめタブで重視されるシグナル

  1. 投稿の人気度
    • いいね・コメント・保存・シェアがどのくらい多いか
    • どれだけ早くエンゲージメントされているか
  2. おすすめタブ内でのユーザー行動
    • 過去に似た投稿を見たり保存したりしているか
    • その投稿をどれくらい長く閲覧したか
  3. ユーザーと投稿者のやり取り履歴
    • 過去に何らかの関わりがある投稿者のコンテンツは優先して出る
  4. 投稿者に関する情報
    • 過去数週間のエンゲージメント率
    • フォロワー数 など

おすすめタブは「まだ知らないけど興味がありそうなコンテンツ」を発掘する場です。写真でも動画でも伸びやすいので、ここに表示されるとフォロワー獲得のチャンス大です。

おすすめタブで発見されやすくなる3つの方法

  1. トレンド音源を活用する
    リールだけでなく通常投稿にも音源をつけられます。流行中のBGMをうまく取り入れると発見される確率が高まります。
  2. リールは30〜90秒を意識
    Instagram的には3分までOKですが、短いほうが最後まで再生されやすく、保存・シェアもされやすい傾向があります。
  3. シェア(特にDMシェア)を増やす
    DMでのシェアはInstagram側が「この投稿は価値が高い」と判断する大きなシグナルです。インサイトで「何がどれだけシェアされているか」を定期的に確認し、シェアされやすいテイストを探っていきましょう。

6. Instagramが推奨しないコンテンツとは?

Instagramはコミュニティガイドラインに明確に違反していない場合でも、「おすすめには載せない」コンテンツを定義しています。たとえば、

  • 自傷行為・自殺・摂食障害などを描写または連想させるもの
  • 暴力的・グロテスク・性的に露骨な表現
  • タバコなどの規制対象製品を推奨する投稿
  • 誤情報と見なされる可能性がある投稿

これらに当てはまりそうな投稿は、そもそも「おすすめ」や「リール」などで表示される可能性がほぼありません。ガイドラインを把握した上で、ユーザーが安全に楽しめる投稿を心がけましょう。

詳しくは私のこちらのBLOGをご参考ください。

【必見】この職業は要注意!Facebook・Instagramでやってはいけない発信について – SNS研究日記Facebook(Meta)やInstagramは、多くのビジネスにとって重要な集客ツールですが、どんな投稿や運用でも自由resta24.jp

7. アルゴリズムはむしろ味方?その理由

SNSのアルゴリズムはたびたび変更され、クリエイター側が困惑することもあります。しかし、Instagramの発表によると「フィードが時系列表示だった頃より、平均的なアカウントの投稿リーチは50%以上増えている」とのこと。

理由は簡単で、良質な投稿なら時系列とは関係なく、多くの人の目に触れるようになったからです。
Instagramは「ユーザーにとって快適な体験」「いいコンテンツを見つけられる環境」を目指してアルゴリズムをアップデートし続けています。本当に興味を持ってくれそうな人にリーチしやすくなるのは、ビジネスやクリエイターにとっても大きなメリットです。

8. 8つの基本施策・ベストな運用法

それでは、具体的にどんなことをやればいいのか?Instagramの各アルゴリズムを理解したうえで、共通して役立つ運用法を8つにまとめました。

  1. 投稿頻度を安定させる
    コンスタントに投稿しているアカウントは、エンゲージメントも高まりやすいです。無理のないペースで継続しましょう。
  2. オリジナルコンテンツを作る
    公式アナウンスで「他アカウントのコピー(転載)ではなく、独自の投稿を優先表示する」と明言しています。自分ならではの視点や写真・動画を意識しましょう。
  3. 新機能を積極的に試す
    新機能をアプリ内でプライムポジションに配置するのは、Instagramがその機能を広めたい証拠。リールや音源追加、コラボ投稿など、新しいものには積極的にチャレンジすると露出機会が増えやすいです。
  4. 投稿形式をバリエーション豊かに
    写真、カルーセル、動画、ストーリーズ、ライブなど、フォーマットを変えることで多角的にユーザーにアプローチできます。ユーザーの閲覧習慣に合った形式を取り入れましょう。
  5. 投稿の最適時間を見極める
    一般的に「平日昼」「夜9〜11時」がいいなど言われますが、実際にはターゲット層によって違います。Instagramのインサイトを活用して、自分のフォロワーがアクティブな時間帯を見つけましょう。
  6. キーワードとハッシュタグをしっかり整理
    ハッシュタグフォローが廃止され、キーワード検索がより重要になっています。キャプションやプロフィールに関連キーワードを自然に入れておくと検索で見つけられやすくなります。ハッシュタグは5個程度が推奨です。
  7. 誠実なコミュニケーションをする
    DMやコメントへの返信を怠らない、質問スタンプに真摯に答えるなど、エンゲージメントを通じて関係性を築くことが長期的な成果につながります。
  8. 分析データをフィードバックする
    Instagramインサイトを使って、どの投稿が一番シェアされたか、保存されたかなどを確認し、改善を回しましょう。

9. よくある質問(FAQ)

Q1. 動画を優先表示しているのでは?

Instagramは「写真より動画を優遇」してはいないと公言しています。ただし、ユーザーが動画好きなら動画が多めに出やすいという個人差はあるでしょう。また、写真よりも動画のほうがリーチ数が高い傾向もあります。要は「自分のターゲットや投稿の質次第」**ということです。

Q2. 投稿回数が多すぎると不利になる?

連投でユーザーのタイムラインを埋めるような形は避けたほうが良いとInstagramが言及しています。スケジュールツールを活用し、適度に間隔を空けて投稿するのがベターです。

Q3. ビジネスアカウントに変えると不利になる?

Instagram公式によると、「ビジネスアカウントと個人アカウントで有利不利はない」との回答が得られています。安心してビジネスアカウントに切り替えてOKです。

Q4. ストーリーズやライブを頑張るとフィード順位が上がる?

直接的な影響はないと言われています。ただし、ストーリーズやライブでユーザーと密接に交流するほど、全体的な関係性シグナルが強まり、結果としてフィード投稿のエンゲージメントも上がる可能性は高いです。

まとめ
アルゴリズムを理解して、本当に必要な人へ届けよう

Instagramはアルゴリズムをアップデートしながら、ユーザーが見たいものを最適なタイミングで届けることを目指しています。したがって「裏技」で小手先のテクニックを駆使するよりも、ユーザーが喜ぶコンテンツを作ることが最大の近道です。

  • フィード:写真やカルーセル、動画をバランスよく
  • ストーリーズ:ファンと深くつながるコミュニケーションの場
  • リール:認知拡大、新規ユーザー獲得の大チャンス
  • おすすめタブ:より広い層にリーチし、新しいフォロワーを得る場

それぞれのアルゴリズムの特徴を押さえて運用すれば、Instagramをもっと有効に活用できるはず。ぜひ、あなたのInstagram戦略に活かしてください!

何か疑問や質問があれば、平日の朝にいつもやっているInstagramLIVEでお気軽に質問をください。DMでの個別質問は把握しきれないので回答しておりません。あなたのInstagram運用がうまくいくよう、全力で応援しています。どうせやるなら、大きく伸びていきましょう!


記事執筆 赤髪(戦闘中)

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