昨日から、Instagramで5120×1080pxという超ワイド動画が投稿され、話題になっています。スクロールの中で突然現れる細長い帯のような映像に「何これ？」と手が止まった人も多いはず。これは新機能ではなく、Instagramの仕様を逆手に取ったクリエイティブ手法です。ではなぜこのトレンドが広がり、ブランドにとってどう活用できるのか、整理してみます。

5120×1080リールとは？

いわゆる、シネマティックワイド動画。縦型が基本のInstagramで、上下に余白ができるほど極端に横長な比率を使い、映画の予告編のような雰囲気を演出するものです。
・街並みや自然の風景をワイドに映す
・舞台裏のBロールを映画的に見せる
こうすることで、ただのリールがインディーズ映画のワンシーンのように見えてしまうわけです。

なぜ今トレンドになったの？

パターンブレイクすぎて目立つ

みんなが縦型を使っている中で、急に横長が出ると違和感で目が止まる。あまりにも細いので、バグかと思う。いわゆるパターンブレイクという、一般的な手法とは真逆にいって注目を集める行為ですね。実際日本でも、Threadsで「この細長いの何？どゆこと？」とつぶやいている人を見かけました。

技術的な背景

Instagramは動画を幅1080pxに縮小して表示する仕様があります。5120×1080を投稿すると、幅は1080に縮まり、高さはわずか約228px。これが縦スクロールの中で「細長い帯」として表示される仕組みです。
今回重要なのは「公式に5120×1080を解禁したわけではない」という点。新しい仕様ではなく、あくまでクリエイターが「めっちゃ細長い投稿できるやーん」と発見して、他の人も真似したのです。

メディアが報道

ニュースメディアが「5120×1080が可能」と記事化し、高級ブランドや観光局までもがこぞって真似をし始めた。

まとめ

5120×1080リールは「新機能」ではなく、仕様の隙間を突いたトレンドです。正直、速攻終わるトレンドだと思います。もし乗っかるなら今週末中に乗っからないとです！💡

・縦優先のInstagramで、あえて横長を出すからこそ目立つ
・戦略のメインではなく、差別化やフックに今だけ1～3回使うのが正解

ということで、今回は今バズっている細長い動画について解説しました。

---

執筆：赤髪 / SNS戦略家
AI × 心理 × SNSアルゴリズムで、ビジネスの未来を読み解く。
LINE公式アカウントでSNS戦略や最新トレンドを随時お届けしています。
より深い情報や具体的な活用ノウハウに興味のある方は、下記リンクからぜひご登録ください。
https://lin.ee/60b4Awk