TikTokの“Countdown Bidding”とは?ライブ中に推しアイテムを落札する熱狂機能が解禁
目次
TikTokはライブ配信中にそのままオークションができる「Countdown Bidding」を正式リリースした。対象はコレクティブルと中古ラグジュアリー限定だが、上限価格を一気に1万3千ドルまで引き上げたことで、プレ値が付くアイテムもガチで狙える土俵が整った。

この記事は、2025年6月27日noteに投稿したものです。
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Countdown Biddingとは?
・ライブ画面に入札ウィンドウが出現。
・出品者が開始価格と終了時間をセット → 視聴者がその場で競り上げ → 時間切れ時点の最高額が即落札。
・入札履歴もリアルタイム表示。運要素ゼロ、最高額者が確定で勝利。
対象カテゴリ(現時点)
・コレクティブル(トレカ等)
・プレオーンドラグジュアリー(中古ハイブランド)
出店側のセットアップ
- ショップで商品を「auction only」登録(通常購入ボタンは自動で封印)。
- LIVE開始時に該当商品を呼び出し、Countdown Biddingをオン。
- 配信終了と同時に勝者へ自動請求。代引きDMとか面倒なフローは不要。
購入の条件
・入札前に規約同意+有効なクレカ/デビット登録必須。
・返品率が高いアカウントは参加不可リスクあり。
・落札しなければ決済なし。箱推し勢も気軽に祭り参戦。
なぜ上限1.3万ドルが鍵か
従来上限7,600ドルで“超レア”カードや限定バーキンは頭打ちだった。今回の上限アップで「オンラインなのに本気価格」が実現。ライブコマースの熱狂+高額商品の希少性=視聴維持率も平均客単価も跳ね上がる。
マーケター視点→どう仕掛ける?
・限定コラボやローンチ初日に“1点モノ”を投入→FOMOでRTB(Real-Time Bidding)型バズを誘発
・オークション前後をカレンダー告知して事前リマインド→ライブ同時接続を底上げ
・敗者復活で“似た商品”を通常カートに流すクロスセル導線を必ず用意
赤髪的チェックポイント
・視聴者を先にワクワクさせるティーザー投稿(リール/ストーリーズ)を最低2本仕込む
・開始価格は市場相場の50〜60%に設定し、入札体験そのものをエンタメ化
・コメント欄はモデレーターを配置して「状態確認」「真贋質問」に即レス。信頼が値段を伸ばす
・高額落札後の開封セレモニーを別リールで切り出し→次回告知で無限ループ
今後の拡張と注意点
TikTok側は「他カテゴリにも順次展開」と明言。だが“説明と違う”報告が多いセラーは機能停止になる。ライブで盛り上げて裏で炎上…は即死コース。真贋証明や状態写真の事前公開を徹底すること。seller.tiktokglobalshop.com
まとめ
ライブ×オークション=熱狂経済。その第一歩がCountdown Biddingだ。中古ラグジュアリーやトレカ界隈はもちろん、限定スニーカーやアートプリントでも応用可能。早めにテストし、勝者体験と敗者フォローを磨き込んだ人間が次の売上曲線を描く。動くなら“今この瞬間”、カウントダウンはもう始まっている。
執筆:赤髪 / SNS戦略家
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