Instagramの基礎知識ー利用者層・利用目的ー
目次
Instagramは写真の撮影・編集・共有ができるアプリです。2010年10月にリリースされ、現在までに様々なアップデートが行われています。国内では3300万人以上のユーザーがいます。2024年現在、個人事業主・フリーランサーから大手企業まで、ビジネスには欠かせないツールとなりました。
Instagramのユーザーは若い女性?
Instagramを使用する人は若い女性というイメージが強いかもしれません。たしかに、Instagramが日本で流行り始めた2017年頃は、「インスタ映え」という言葉のもと若い女性を中心に広がっていきました。
ですが、最近はそうではありません。男性も使用していますし、30代以上の方も、情報収集目的に使用したり、ブログ代わりに日常の様子を投稿したりしています。
年齢や性別を問わず多くの方が使用しているInstagramでは、多様な企業・個人がアカウントをもっています。高級ファッションブランド・飲料水メーカー・会員制レストラン・スポーツの大会・音楽ライブ・旅行代理店・美容室・ハンドメイド作家など。
Instagramの機能
Instagramでは画像や動画を通じて、自分自身やサービスを表現することができます。Canvaや画像生成AIを使用することで、画像の用意がない人でも投稿が可能です。
フィード=永続的な共有
写真や動画を投稿できます。投稿にはキャプションを追加したり、ハッシュタグを使って投稿の可視性を高めたりすることができます。
いいねとコメント: フィードの投稿には「いいね」をつけたり、コメントを残すことができます。これにより、ユーザー間の交流が促されます。
ストーリーズ=一時的な共有
一時的な共有: 写真や動画を24時間だけ表示する形式で共有できる機能です。ストーリーズは時間の経過とともに自動的に消えます。
インタラクティブな要素: ストーリーズにはアンケート、質問箱、クイズなど、フォロワーが参加できるインタラクティブな要素を追加することができます。
リール=今をトキめくショート動画
15~90秒の短い動画を制作・投稿・視聴できるInstagramの機能です。スマートフォンを用いて動画を撮影したり、音楽やエフェクトを追加したりできます。既存の写真や動画を組み合わせる、といった柔軟な編集も可能なため、動画ソフトを使わずにオリジナル動画の制作が可能です。
Instagramの利用目的
Instagramは、その誕生以来、ただの写真共有アプリから、多様な機能と幅広い利用目的を持つアプリへと進化してきました。ユーザーがInstagramを利用する理由は人それぞれで、時代と共に変化しています。
1. コミュニケーションと交流
友人や家族、さらには見知らぬ人とのコミュニケーションが楽しめます。ストーリーズやDM(ダイレクトメッセージ)機能を通じて、ユーザーはリアルタイムで交流することができます。Instagramは友人との連絡手段として不可欠なものになっています。
2. ブランディングとマーケティング
企業や個人サービスにとって、Instagramは強力なマーケティングツールです。きっとこの本に興味をもったあなたにとっても、最強の武器になる可能性があります。魅力的なビジュアルコンテンツを通じてサービスを宣伝できるのです。
3. インスピレーションとトレンドの発見
ファッション、アート、料理など、さまざまな分野で最新のトレンドやアイデアを発見するためにInstagramを利用する人も多いです。ハッシュタグやフィードを通じて、新しいインスピレーションを得ることが可能です。実は日本人は、世界平均の3倍もハッシュタグ検索をしている人種です。
4. 学習コンテンツとして
教育関連のアカウントや専門家による投稿をフォローすることで、ユーザーはInstagramを学習ツールとしても利用しています。語学学習、プログラミング、歴史など、多岐にわたるテーマで知識を深めることができるため、教養を深める目的でInstagramを利用する人は年々増加しています。
5. 自己表現の場として
多くのクリエイターが、自分の作品や才能を世界に向けて発信する場としてInstagramを選んでいます。写真、ビデオ、アートワークなど、様々な形式の作品を共有しています。自己表現の場として、またクリエイティブなアイデアを形にするためのプラットフォームとして重宝されています。
まとめ
ちなみに私は姪の成長を記録するアカウントやボランティア活動の様子をアップするアカウントを持っています。どちらも非公開アカウントで、自分で見返して楽しむ用です。1万人以上がフォローしてくれているYUKINA名義のアカウントも好きですが、フォロワー数0のこの2つのアカウントも、私の楽しみの1つです。
このように、Instagramの利用目的は多岐にわたります。色々な使い方ができるからこそ、国内に3300万人ものユーザーが利用している…だからこそ、ビジネス目的で利用した場合、多くの見込み客にアプローチできるチャンスがあるのです。