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脳が勝手に夢を叶えはじめる!? 『死ぬまでにやりたいことリスト』活用術

『死ぬまでにやりたいことリスト』人生にコンパスを与える一冊

Q:この本ってどんな本なの?

最近読んだ『死ぬまでにやりたいことリストをつくれば人生は変わる』は、文字通り「やりたいことリスト」を作成して人生の方向性を明確にしよう!という本。著者の安藤功一郎さんは、ただ書くだけで終わらず、そこから小さな行動を起こしていく「実践型」のヒントを詰め込んでいます。頭の中にふわっと存在していた「夢」や「理想」を紙に落とし込み、自分自身の人生を再設計できる感じが魅力的でした。

この本に書いてあるメインテーマ
「死ぬまでにやりたいことリスト」をつくることを通して、自分にとって大切な価値観や人生の方向性を明確化し、それを日常的な行動指針につなげよう!
曖昧な「人生の理想」や「夢」を、より具体的な形で「やりたいことリスト」として定義することで、人生に積極性・冒険心・行動力を呼び起こし、結果的に人生が変わり始めるのだ!

📖現代人の問題とリストの効果

  1. 問題→人生の方向性が見えない現代人
    多くの人が「やりたいことがわからない」「生き甲斐が見いだせない」状態に陥っている。その原因は、日々の雑務や習慣の中で「自分が本当に求めること」を見失っていることにある。
  2. やりたいことリストの効果
    死ぬまでに実現したいことを明文化し「リスト化」することで、自分の潜在的な欲求・願望を掘り起こし、人生の方向性を定め、行動に移しやすくなる。「ぼんやりした夢」から「具体的なゴール」への転換を促す。

📖なぜ「やりたいことリスト」が有効なのか

  • 脳の仕組み
    目標や欲求を明確な言葉で定義すると、脳はその実現に向けて情報を積極的に収集し始める。
  • 潜在意識の活用
    言語化・可視化することで、潜在意識が日常生活の中で機会やリソースを捉えやすくなり、行動のハードルが下がる。
  • 行動と成長の連鎖
    リスト化は単なる願望の確認ではなく、「このために何をすればいいか」を考えるきっかけとなり、結果的に日々の小さなチャレンジや自己研鑽につながる。

📖やりたいことリストのつくり方

  • 数を多く出すこと
    最初は100個程度の項目を目指す。最初から完璧なリストを目指さず、自由な発想で書き出す。
  • ジャンルを広く持つ
    仕事、健康、美容、趣味、旅行、人間関係、自己表現、学び、社会貢献など、複数の領域にわたって書き出すことで、人生全般のバランスを可視化。
  • 「やらねばならない」ではなく「心が動く」もの
    世間体や義務感ではなく、純粋に自分が心躍る、わくわくする、好奇心をくすぐる要素に焦点を当てる。
  • 具体性と抽象性のバランス
    「世界一周旅行に行く」という具体的なものと、「人生を通じて人を幸せにする仕組みを作る」といった抽象的なものが混ざっても良い。大切なのは、後に行動計画へ落とし込みやすい形へと再構築できること。

📖リストをどう活用するか

  • 定期的な見直し
    一度書いたら終わりではなく、定期的にそのリストを見返して、「今、自分はどこまで達成できているのか」「この中で今すぐ行動に移せるものはあるか」を検討する。
  • 優先順位づけ
    100個すべてを同時に目指す必要はない。今の人生ステージや、興味・関心の変化に応じて優先順位を付け、取り組む順序を決める。
  • 小さな一歩から
    大きな目標を分解し、今日・明日にもできるアクションへ落とし込むことで、行動のきっかけをつくる。
  • コミュニティや仲間の存在
    リストの一部を他者に共有し、似た志向の仲間を見つけることで相互刺激・サポートを得やすくなる。

Q:実際読んでみて何が面白かった?

私が面白いと思ったのは、リストがまるで「生きているツール」として扱われている点です。最初に100個くらい好き勝手に書き出し、それを折に触れて見直す。別に1回で完璧なリストを作る必要はなくて、人生のフェーズごとに更新していいよ、って発想が柔軟で素敵。また、「リストを作ると、脳が自動的に実現するための手がかりを見つけ始める」という解説にも納得。無意識にアンテナが立って、これまで見過ごしていたチャンスに気づくようになる…それはSNS戦略で言うところの「常にトレンド探知モードに入る」ような感覚に近いかもしれないです。

Q:この本から学んだことをどう活かせるかな?

まずは私もリスト作りを実践してみました。仕事、旅、趣味、健康、学び、家族との過ごし方…いろんなジャンルで「死ぬまでにやりたいこと」を100個出そうとすると、想像以上に自分がやりたいことが眠っているのに気づきます。
そして、その中から今すぐ行動に移せそうなものを選び、小さなタスクに分解。たとえば「海外美術館めぐりを動画コンテンツにしたい」なら、まずは来週中に行きたい国Top3を決めて、現地情報を調べる、みたいな感じ。リストがあると、自分のワクワクを一歩前へ進めやすくなるんです。

Q:どんな人におすすめできる?

「なんとなく毎日を過ごしている」「目標や夢はあるけれど、具体的に何していいかわからない」って人にはピッタリ。あとは、新しいステージに挑戦したいとか、キャリアチェンジを考えている人にも役立つと思う。リストは自分の心が望む方向に指南してくれるコンパスみたいなものだから。

まとめ

この本を読んだことで、「自分の人生は自分でデザインできる」という当たり前だけど見落としがちな事実を再確認。書くことで脳が動き出し、いつの間にかその方向へ人生がシフトし始める感覚、ちょっと試してみたくなりませんか?
まずは小さく、ノート1冊から。「死ぬまでにやりたいこと」、あなたなら何を書きますか?