【2025年夏版】TikTokが激変!AI・検索・ショッピングが融合した進化の最前線

■ アルゴリズムの変化

TikTokは2025年も引き続き「個別最適」の精度をどんどん上げてきたんだけど、今年はちょっと方向転換があった。ユーザーが自分のおすすめ内容をある程度コントロールできる新機能が登場。「Manage Topics」ってやつで、自分がよく見たいジャンル(たとえば旅行、スポーツ、料理とか)を調整できるようになった。

さらにAIを使った「キーワードフィルター」機能も搭載。不快だったり興味のないキーワードを含む投稿は、自動的におすすめから除外される。しかも関連語までAIが検知してくれるから、精度もかなり高め。

「なんでこの動画が出てきたの?」を表示してくれる機能や、フィードを初期化して興味をリセットできる仕組みも追加されて、全体的に“ユーザーが自分でおすすめを整える”方向に進んでる。さらに、同じ系統のコンテンツが連発されないような仕組みも入ってて、ちょっと極端なジャンル(ガチ筋トレとか)を見すぎないよう調整されてる。

この記事は、2025年7月1日noteに投稿したものです。
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■ 広告と収益化の仕組み

TikTokは、収益化まわりのアップデートが本当に多かった。まずは「クリエイティビティプログラム(Creativity Program)」っていう新しい収益制度。これは1分以上のオリジナル動画を投稿するクリエイター向けの報酬制度で、再生回数の条件さえクリアすれば、誰でも応募できる。従来のクリエイターファンドよりも報酬が上がったって声も多い。

他にも、ライブ配信での投げ銭やLIVEサブスク、企業案件での収益(Branded Content)、上位人気動画に対する広告収入分配(TikTok Pulse)など、いろんな収益手段が整ってきた。2025年にはPulseの支払い対象も広がって、広告収入を得られるクリエイターが増えたって話も出てる。

広告主向けには、検索連動型広告(Search Ads)が登場。検索需要が急増してる中で、キーワードに連動した広告がTikTok内でも出せるようになった。加えて、「TikTok World 2025」っていうイベントでは、広告主支援ツールのアップデートや、新しい広告枠の発表もあった。

TikTokショップ(EC)も勢いを増していて、動画からそのまま商品購入できる流れがしっかり整ってきた。ライブコマースと合わせて、「エンタメと買い物の融合」がさらに加速してる印象。

■ ユーザーの行動トレンド

TikTokの使い方にもいくつか面白い変化が出てきた。まず、検索エンジンとしての使われ方がますます増えてて、「30秒以内に検索する」ユーザーが全体の25%を占めてるらしい。音楽、レシピ、旅行スポットなんかをTikTok内で探すのが、もはや普通になってきてる。

ハッシュタグチャレンジや音源バズも健在。中には60年代の歌手がTikTokで再ブレイクして、本人がアカウント作っちゃったケースもあるとか。動画の長さについては、引き続き15秒〜1分の短尺が主流だけど、10分までの長尺動画も投稿できるから、解説系や教育系の動画もじわじわ増えてきてる。

あと最近は、文字だけの投稿(テキストポスト)を使う人も出てきて、より“気軽な投稿の場”って感じが強くなってきた。とはいえ、主役はあくまで動画で、コメントやリミックスでのコラボ文化もかなり盛ん。

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テキストポスト

年齢層も広がってて、Z世代だけじゃなく30〜40代以上も増えてきた。料理・旅行・音楽系はとくに、幅広い層から人気。全体としては、TikTokが「短尺動画の王者」であるのは変わらずだけど、検索エンジンっぽい使い方や、長めのコンテンツにも少しずつ幅が出てきた印象。

■ 新機能とアップデート

TikTokは2025年も“楽しくて便利”な新機能をいろいろ投入してきた。とくに注目されたのが「AI Alive」っていう機能。これは、静止画をアップすると自動でアニメ化してくれるやつで、空が動いたり、被写体が瞬きしたりする。ストーリー投稿向けに2025年5月から実装された。

AIエフェクトもどんどん進化してて、AIアバターや顔交換みたいなフィルターがより自然になってきた。デュエットやステッチの強化も進んでて、複数人コラボ動画が作りやすくなってる。

ショッピング系の新機能も充実。動画に商品タグを埋め込めたり、アプリ内にライブコマース用の専用ハブが登場したり、検索しやすいUIに改善された。アフィリエイトで商品を紹介する仕組みも洗練されて、クリエイターが紹介料を得ながら商品を広めるスタイルがどんどん普及してる。

ライブ配信周りでは、モデレーター機能の強化や、複数人での同時配信ができるようになって、視聴者とのリアルタイム交流もより深くなってきた。プロフィール画面で動画をカテゴリ別に並べ替えたり、お気に入り動画をフォルダにまとめたりする新機能も登場してて、ヘビーユーザー向けの細かい改善もかなり進んでる。

総じてTikTokは、「作って→発信して→見つけてもらって→買ってもらう」という一連の流れをアプリ内で完結させる方向にどんどん進化している。2025年のTikTokは、“エンタメSNS”から“万能コンテンツ+ショッピングプラットフォーム”へ、がっつり進化した一年だった。


執筆:赤髪 / SNS戦略家
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