【2025年最新版】Instagramストーリーズ設計術とアルゴリズムを活かした投稿戦略ワーク

こんにちは!ライターの真理です。

朝晩の空気が変わり、秋の訪れを感じるようになった9月20日🍁
SNS戦略家・赤髪さんが主宰するアカデミー内で開催された「Instagramストーリーズ設計セミナー」に、特別に参加させていただきました。

前半はストーリーズの運用に関する講義、後半はワークシートを使った実践。
ワークショップの醍醐味は、限られた時間の中で自分の考えを引き出せること。また、他の参加者の答えから学び合えたり、先生から直接ヒントをもらえるところにあると思います。
効率的で学びが深いこのスタイル、ライター真理は個人的に大好きなんです😆

「なるほど!ストーリーズって、今こういう位置づけなんだ」
「運用設計って、こう考えるといいんだ」

そんな気づきやアイデアが次々と生まれてくる、充実したセミナーでした。
この記事では、特に印象に残ったポイントと当日の臨場感をレポートします。

ライター真理|プロフィール✍🏻
広報歴13年目、IT企業を経て現在はフリーランスで、ライターや広報支援業務を行う。
マーケティング視点や多角的な発信スキルを磨くため、SNS&AIのノウハウを日々勉強中。

1.ストーリーズは“フォロワーを増やす場所”ではない

セミナーはまず、基本のおさらいから始まりました。
赤髪さんが改めて整理してくれたのは、Instagramの各投稿にはそれぞれ明確な役割があるということ。

簡単にまとめると、こうなります👇🏻

  • リールやカルーセル投稿は、自分のことをフォローしていない人に届く。
  • シングル投稿やストーリーズ、ライブ配信は、すでにフォローしてくれている人に届く。

つまり、ストーリーズは新規フォロワーを増やす場ではなく、今いるフォロワーとの関係性を深める場所。もっといえば、薄いフォロワーを濃いファンに育てていく場所です。

「インスタを1から頑張ります。まずはストーリーズをやっていきます!これは、大きな間違いだからね!」
赤髪さんの魂の叫びから、セミナーはスタートしました。

ストーリーズの立ち位置の変化

2025年、ストーリーズの立ち位置が変わりつつあるらしい。
ここで赤髪さんが紹介してくれたのが、Instagram公式アカウント「creators」が8月1日に発信したこちらの図👇🏻

画面共有をしながら、次のように解説してくれました。

  • リール / カルーセル投稿 → Reach new audiences(新しい人に届く
  • シングル投稿 / ストーリーズ / カルーセル投稿 → Engage your followers(既存フォロワーと交流する
  • ライブ配信 / ブロードキャストチャンネル → Nurture your most loyal fans(濃いファンを育てる

これまで濃いファンを育て、リンク誘導や売り込みに使っていたストーリーズですが、この図を見ると、その役割がライブ配信やブロードキャストチャンネルへと移っていることがわかります。

とはいえ、日本ではブロードキャストチャンネルを使える人がまだ少数派。
実際には、LINE公式やメルマガがその役割を担うので、ストーリーズでは今まで通り教育や信頼形成をおこない、適切にLINE公式やメルマガへ誘導するのが、主流の運用法だと教えてくれました。

変化の兆しが見えるストーリーズの立ち位置を、しっかりと理解することができました。

2.アルゴリズムを味方につけるヒント

ストーリーズのアルゴリズムについての解説もありました。重要とされる指標はこの3つ。

  • 長く見てもらえているか(滞在時間
  • 思わずスクショしたくなる内容か
  • DMやシェアがされているか

私たちが日々の投稿で意識すべきは、これらの評価されやすい行動を促す仕掛けだと感じました。

さらに、アルゴリズム上押さえておきたい気になるポイントについても解説がありました。

投稿頻度が高いとリスト上位に表示されやすい?

ストーリーズは「よく見る相手×よく投稿する人」で並び順が決まります。週1投稿では接触が足りません。最低でも2日に1回は更新したいところです。

投票・質問・クイズなどの仕掛けを使うだけでも評価が上がる?

数ある機能をまんべんなく使っているアカウントの方が伸びやすいです。毎日じゃなくてもOK。 月に1〜2回は取り入れましょう。

リンククリックが多いと評価が上がる?

クリックされているということは、有益なリンクを提示していると判断されます。外部誘導であっても、行動につながっていればプラス評価です。

最後に改めて強調されていたのが、閲覧数よりもエンゲージメント数が重要ということ。
アカデミー生からは、「リアクションスタンプの横に“押してね”と添えるだけで、反応してくれる人が増えますよ」というナレッジの共有もありました。

「そうなんだ!やってみよう!」と、即実践できるヒントが盛りだくさんでした。

3.【赤髪流】1日1本・10日サイクルの設計術

赤髪さんが提案してくれたのは、シンプルにして最強の設計術。
「ストーリーズは1日1本でいい」という運用方法です。(3枚セットなら3枚で1本と換算)

なぜかというと、Instagramでマネタイズを目指すなら、まずはリールやカルーセルで認知を広げるのが成功への近道。ストーリーズで本数を増やすことに労力を割くよりも、効率よく1日1本で十分というわけです。

では、その1本に何を投稿すればいいのか?
赤髪さんがすすめていたのは、10日を1つのサイクルとして設計すること。
しかも、その内容には黄金比があるという。

<フォロワーを伸ばすフェーズ(フォロワー数:0〜3000)>

  • 教育系(役立つ情報や豆知識):4本
  • 人柄・共感系(日常や価値観):3本
  • エンタメ・軽い接触系(アンケートや投票):2本
  • リンク誘導や売り込み:1本

この配分が、フォロワー増加とファン育成を同時に活性化させる基本形。
一方で、売り込み直前のフェーズでは、リンク誘導の割合を3倍に増やしてアプローチすると良いらしい。

「なるほど、思いつきで投稿するのではなく、こんなふうに設計していくんだ」
私の中で、ストーリーズを戦略的に運用するイメージが一気に膨らみました。

4.ワークショップスタート!

ここからはいよいよ実践編。
赤髪さんが用意してくれたワークシートを使って、発信内容を考えていきました。

ワーク① 教育系を考えてみる

最初のお題は「教育系投稿」。
自分だったら、どんな役立つ情報や豆知識を発信することができるかを考えました。

ライター真理が考えたのはこんな案。
・LINE公式の挨拶メッセージを書くコツ
・LINE公式の開設の仕方
・ライターが使ってるAIツール
・「広報」と「広告」の違い

自分の専門性を活かせるテーマを並べてみました。

赤髪さんのフィードバックはこちら💡

ストーリーズは長方形の枠に収めないといけない。だから情報量が自然とライトになるんです。あるいはスクショして保存したくなる情報にするといいですよ。たとえば真理さんなら『LINEがよく見られる時間帯一覧』を出して“保存してね”と促すとか。AIツール紹介もとても良いですね!

そのほかに赤髪さんが提示してくれた具体例は、こちら。
・ライティング初心者におすすめの本4冊
・伸びるThreads投稿の共通点
・感情に響く文章の共通点

瞬時に理解できるし、スクショしたくなる内容ばかり。凝縮して伝えることがカギになるんだと、ここで強く実感しました。

ワーク② 人柄・共感系を考えてみる

続いてのお題は「人柄・共感系投稿」。
どんな日常や価値観を切り取れば、自分らしさを伝えられるかを考えました。

ライター真理が考えたのはこんな案。
・これまで一緒に働いた社長さんの心に響いた名言
・大手企業に馴染むまで時間がかかったエピソード

自分の仕事への向き合い方を届けられるのでは?と考えてみました。

赤髪さんのフィードバックはこちら💡

社長さんの名言もいいけど、私が大切にしている言葉の方が伝わりやすいかも。たとえば『私の心にいつも書き留めている言葉』『手帳の1ページ目に書いている言葉』など

そうか!自分を主語にするほうがストレートに伝わり、より共感してもらいやすいんだ。そんな気づきを得ることができました。

ライター真理が掴んだ3つの気づき

ワークを通して、私自身がストーリーズ投稿をつくる際に大切にしたいと感じたのはこの3つです。

  1. “長方形の枠”に収まる視認性を意識する
    見やすさが命。一目で理解でき、思わずスクショしたくなるビジュアルにする。
  2. 情報量を削ぎ落としても伝わるテーマを選ぶ
    つい詰め込みがちですが、情報量にも限界が。瞬時に刺さるテーマ&内容にすることがベスト。
  3. 人柄系は“共感”を生み、近い存在だと感じてもらえるようにする
    私を主語にした仕事観や習慣といったパーソナルな部分を見せると、フォロワーに親近感を持ってもらいやすい。

ワークショップに参加することで、知識がいつもより早く自分ごととして落とし込まれる感覚がありました!楽しかったです。

5.おわりに

セミナーを終えて一番感じたのは、ストーリーズが秘めている発信力です。

アルゴリズムを理解し、1日1本×10日サイクルの黄金比で計画する。
戦略的に運用すれば、フォロワーとの関係を深め、ロイヤルファン化を実現できると確信しました。

本文では触れませんでしたが、セミナーでは運用を効率化できるストーリーズの予約ツールも紹介されました。とても実用的で、本格的に取り組む際には活用したいと心から思いました。

ストーリーズ投稿、ライター真理もこれからトライ&エラーを繰り返していきます。
読んでくださったみなさんも、一緒に実践しませんか?🍀

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